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PC5:宿泊客
五十嵐 守(いがらしまもる)
32歳、男性。桜の間に滞在している。
よくこの旅館一ノ瀬を訪れる、常連客。
明るく機転の利く男で、仲居達からの人気は高い。
貴方は記者である。
仕事で色々と調べる中で村長のスキャンダルを握り、彼を恐喝していた。
スキャンダルの内容は、ずばり女性関係。
そして、彼の子供に関することだ。
長年村長を強請り続けていたが、半年前に村長の妻が亡くなったことで、彼の態度は変わってきた。
子供のことはともかく、女性関係はもうばらされても痛くはない。
金を要求したら、そのように言われた。
もししつこいようならば、出るところに出てやるとまで言っていた。
それを聞いた貴方は、村長を殺害してその口を封じた。
そう。貴方は恐喝犯であり、殺人犯なのだ。
◆一ノ瀬美晴
旅館の女将。
お人好しそうな女性。
◆二岡しのぶ
仲居。愛想が良い。
◆三田敏臣
板前。腕は確かだ。
◆四方陽樹
宿泊客。
◆六平一真
村長の息子。
はて、どこの女に仕込んだ子供なのやら。。
◆六平平三郎
村長。大人しく金を出していれば良いものを……。
[村長殺害の状況]
貴方が露天風呂に行くと、村長は頭を抑えてしかめっ面をしていた。
かなり不機嫌なようだった。
金を要求すると、妻が死んだ以上女性関係を隠す必要はなくなった。もうこれ以上払う気はない、あまりにしつこいとこれまでの恐喝を明るみにすると言われた。
頭に血が上った貴方は脱衣所に戻った後、そこにあった大理石の灰皿を手に取り、再び露天風呂に戻って村長の後頭部を殴りつけた。
うつ伏せに倒れた村長は、それっきり動かなくなってしまった。
素人目に見ても明らかだ。死んでいる。
怖くなった貴方はその場に灰皿を放り出し、そのまま部屋へと戻ってしまった。
[その他]
①貴方はこの旅館を贔屓にしている。
建物は古いが、料理の味は確かだ。
食材もよく吟味されたものを使っているようだ。
基本の料理も美味いが、別メニューの和牛ステーキは舌の肥えた貴方も唸る味であり、よく追加注文をしている。
最初は村長に金を要求しに来た時に宿泊していたが、今ではそれ以外の時にも宿泊するようになった。
②今回は村長に金をせびるために来たわけではなかった。
チェックイン時、たまたま村長から確認の電話がかかってきて、フロントにいた通い(※)の仲居が電話を受けていた。
そのやりとりを聞いて、会合のために村長がこの宿に来ること、その後宿泊することを知った。
ここ最近村長があまり金を渡してくれていないこともあり、要求しようと思ったのだ。
※通いの仲居は、キャラ紹介にも出ていないモブNPCです。
この情報について話す時には、細部は好きに設定していただいて構いません。
②村長を最後に見かけたのは、殺害した時だ。
貴方が犯した罪を、隠し通さなければいけない。
殺人は勿論、恐喝についてもだ。
犯人だとばれないよう、慎重に振る舞う必要があります。
他の人に疑いを向けられるようならば、どんどん押しつけていきましょう。
もっとも隠さなくてはいけないことは、殺人を犯したこと。
それを隠すためならば、恐喝については知られたとしても仕方が無いかもしれない。
しかし、出来れば隠したいことだ。
目的の一つを切り捨てることも選択肢のうちだが、判断は慎重に。
それにしても、遺体の状況が違っていて、凶器も消えているのは、一体どういうことだろう。
事前に読み込む部分は、ここまでです。
まだシナリオ読み込みタイムが残っているなら、ロールプレイや行動方針、情報の出し方・隠し方について、考えておくことを推奨します。
もし貴方が容疑者として指名された場合は、以下の内容を元にロールプレイを展開していってください。
※この項目は貴方が容疑者とされた場合に開いてください。
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背景素材 :背景専門店みにくる様
シルエット:びたちー素材館様