【ending】空は白み、窓に差し込む朝日が休憩室にいる面々を照らし出しただろうか。『ふぁ、よく寝たわ…あら、みんなどうしたの?』部長の視界に見えたのは、果たしてどんな光景だったか。『あら、嫌だわ…もうこんな時間。お仕事、お仕事♪』そうして、今日も一日が始まる。シャワーを浴び身支度を整えてから、部屋を出た。『薄い本の発送の手配漏れは死んでもしたらダメよ! 作り手さんたちは、大事なお客様なんだから』**