ほあ〜〜〜……立派な御屋敷……
[山奥に佇む館の存在感に圧倒されながらも恐る恐るドアノッカーに手をかける。少し間を置いて年季の入った扉の音と共に館の主が顔を出した]
あぁ、どうも。この度はお招きいただきありがとうございます >>#0
こちらうちで作った甘酒なので良ければ飲んでくださいな
[招待状と手土産を渡しつつ軽く屋敷内を見渡す。人里離れた館、どこか不気味な女主人、集められた招待客に迎え入れられる迷い人。自分のよく当たる勘が告げていた。ここでは何かが起きる、と。
そんな非日常への少しの期待感を胸に館へ足を踏み入れた]