[何にでもなれる、と。そう笑う彼>>119は、けれどどこか元気がない]おーおー、勿論だ。子供には何になりたいと思う権利も、何になりたくないと思う権利もあんだぜ?兄弟、お前がなりたいような奴になれよォ。[穏やかに笑って、最後に一つ。掌でぽんと金色の旋毛をたたいた。子供には、未来への権利があってしかるべきだ。もしそれが手元にないなら、奪ったって構わない]