Aの場合まずAから見ていく。Aなら空木の俯瞰視点との相性は最悪だ。得てしてAのタイプの狼はミクロ視点では村っぽく振る舞い、発言力の保持・増大を図りつつ、他狼の位置上げ・占い真贋のずらしなどを行っていく。こういうタイプは細かく見るより、全体をざっくり見るほうが捕まえやすい。だが、空木自身が全体をざっくりから入るタイプだ。彼がこの系統をやろうとすれば、ボロや歪みが思考の前提として、はっきり目に見えるところに置かれてしまう。そして今のところそのボロを僕は拾えていない。