《無貌の描き手》視線、死線、為線(ライン)躱し、返し、緩め、断ち、繋げ、焦す集めた線で描く未来図は鮮紅の宴されど惨劇と呼ぶ勿れタペストリは温もりと愛がなければ織り上がらないモノ暖かなねぐらから滑り出るそして、そっとクイズを出す断ち切る命脈は消せない一筆果ての断崖で、僕は独り、暴かれるのを待っている