《スペアリブに捧ぐ》老人はヨーグルトだった。一晩置いて分離したそのたっぷりの水分でチーズケーキを作ったけれど「この味がいいね」と君は言うはずもなく縁側でチーズケーキと二人きり食べ損なったオーブンの中身に想いを馳せて、夕暮れ。