《セト》まるでガラスのような飴に浅葱色を ほんのほんの一欠片職人の手は飴全体をうっすらと染め上げたのびる のびる冷える 固まる手を伸ばせば一瞬で砕け散ってしまうそれをそっと覗き込むそっか、あなたにはこんな風にみえていたのね。