月狼国

36 【誰歓】詩人狼村2nd【ガチ】


花守人 千代

《風習》

けものの蹄のようだねと
何も知らない人は言うのだ
私たちのことを書物で知る人は

けものの蹄は走るためのものよ
駿足を履いているのよ

私たちはこの足でどこにも行けやしない
世界からのけものにされてるみたいね
ぐるぐるに縛られ、折られ、専用の靴ははくわ

自由に走り回るための靴なんて履かせてもらえずに

(1287) りちゃそ 2018/05/04(Fri) 00:47:25

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