管理人室・中級編
ここら辺になると、趣味丸出しです……。
読みやすい文章作り
長期人狼は文字でのやり取りによって行われます。
読みやすい文章、相手に伝わりやすい文章を書くことは、文字による伝達をスムーズに行う為に最も大切なことなのです。
視認性について
文章を読むタイプにも色々あって、文字通りに一字一字「読む」人と、文章全体をパッと「見て把握」する人が居ます。
前者は細かいところまで把握しやすいですが、後者よりも時間がかかる。
後者は含まれている単語や字面で判断するので、早いけれども誤認や細かい把握漏れがあったりもする。
大半の人はパッと見でだいたいの文章を予想しつつ、文字を追っていくようになるかと思います。
この「パッと見た時、どの程度把握出来るか」「一見しただけでどれだけ文章が頭に入ってくるか」といった部分を文章の視認性といいます。
視認性に劣る文章は、読み飛ばされやすい。
パッと見の把握がしづらく、また、一字一字追うにも内容の予想がつかない為にその意欲を失いやすいからです。
例を出してみましょう。
| 刑事 二階堂
>>*235チエリ (*238) 2015/11/15(Sun) 00:10:32 |
当国の93村の赤ログより、管理人の発言を適当に引っ張ってきてみました。
改行を入れず、視認性を意識していないものが上記です。
次は改行を入れてみましょう。
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| 刑事 二階堂
>>*235チエリ (*238) 2015/11/15(Sun) 00:10:32 |
これだけで「ブロックごとに文章を認識」出来るようになります。
改行の入っていない文章のままだと、発言全体を巨大なブロックと認識してしまいます。
一行分の空間を適切に織り込んで「文章全体を小分けにさせること」を意識してみましょう。
宛先、主題をわかりやすく
考察を落とすならば、誰についての考察かという「主題」が。
また対話の最中ならば、誰に宛てての発言かという「宛先」が必ず存在します。
この主題、宛先がわかりづらいと、やはり文章の認知され具合は下がります。
人というのは、全ての発言を細かく読んでくれるものではありません。
まずは「パッと見でわかりやすい文章」を作るように心がける。読ませる内容はその次です。
よくアンカーだけ貼って相手の名前を書かない方が居ますが、あれはとても勿体ない。
相手の名前を添えるだけで、誰宛の文章かがぐんとわかりやすくなる。
覚えておいてください。
主題に関しても、文の頭近くに持ってくると把握がしやすくて読まれやすいかと思います。
文章全体の「主語」を明確化する感じで。
何について話している発言かが見えると、それだけで意志が伝わりやすい。
また、文の中に主題がいくつも散らばっていると、それだけで目移りしてしまうものです。
盛り込む主題の数は、なるべく絞るように。（発言回数制度ならば仕方ないですが、pt制の時は発言を分けるようにしましょう）
結論を明確に
今まで何度か「パッと見でわかりやすいこと」について触れてきましたが。
これの最たるものが、結論の書き方でもあります。
一般的には結論は文の頭に持ってくるか、あるいは文の最後に添えるとわかりやすいと言われています。
文の頭に持ってくる場合は、最初に結論を置いて以後の内容はそれについて理由を並べて説明するようになります。
文の最後に持ってくる場合は、最初から順序立てて説明をしていって、最後に纏めるようになります。
どちらも構成としてはありですが、慣れない内はわかりやすさで「結論を文の頭に持ってくる」ことをおすすめします。
| 刑事 二階堂
>>*237チエリ (*239) 2015/11/15(Sun) 00:13:25 |
当国93村の赤ログの管理人の発言より。
元発言はこのように結論頭出しになっていますが、これの結論部分を文の最後に持ってくると。
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| 刑事 二階堂
>>*237チエリ (*239) 2015/11/15(Sun) 00:13:25 |
これくらいの文章量ならば、読みやすさはそう大きくは変わらないかな？
ただし、ここから結論を端的に示した一文を削ってしまうと。
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| 刑事 二階堂
>>*237チエリ (*239) 2015/11/15(Sun) 00:13:25 |
主張具合は大分目減りしてしまうかと思います。
このように、主張は端的に纏めて、文の頭か文の最後に添える。
それだけで、一見して何が言いたいかが伝わりやすくなります。
改行等を適切に用いて、「結論を示す文」がそれ単体で目に入るようにしましょう。
当たり前の話ですが、管理人は当国においてはガチ村で地上参加することがありませんので、サンプルが物凄く少ない……。 困ったものです……。
文章構成まとめ
- 結論を文頭か末尾に添える
- 一つの発言に、あまり多くの主題を盛り込まない
- 改行を適切に織り込んで、段落ごとに文章を認識しやすくする
- 主題や宛先が把握しやすいように
だいたい、基本はこんな感じでしょうか。
管理人の個人ブログにも色々書いておりますので、お手透きの方はそちらにも目を通してみてください。
考察文章を書くにあたって
文章作成時の覚え書き
言語化について
論理的な主張展開について
考察とは
長期人狼において、「誰が狼と思うか」の意思表示は凄く大事です。
考察がわかりやすければ、それだけ自分の思考が相手に伝わりやすいということでもあります。
考察を書くにあたって
誰をどう思うか。
その結論をわかりやすく伝えることは、とても大事です。
多くの情報を盛り込もうとはしない。
対象を広く扱うならば、各人に対して一言ずつ簡潔に纏める。
一人に対してじっくりと書くならば、結論をわかりやすいところ（文頭か末尾）に添える。
読み手に配慮することが、伝わりやすい文章を書く為のコツとなります。
思考を整理する
書く前に「自分がどう思っているか」を把握していないと、なかなか文章は書けません。
決まらぬままに垂れ流すこともありますが、それをすると結論が定まらない内容となりがちです。
まずは、議事録を読む。
読んだ上で、誰をどう思うか。どう感じたか。
それらを整理して考えてみましょう。
思考した結果、相手が狼である。または人間であると結論をつけた場合。
それがどうしてか、原因を探ってみましょう。
客観的に説明がつくならば、他者への説明も行いやすくなります。
また、導いた結論が真実か否か。
常に反証を行い、思考を確認することも大事です。
思考を止めることなく、常に確認をし続け、より正しい推理を行いましょう。
考察と要素、経験則
どのような相手を狼と思うかは、その人のそれまでの人狼経験に大きく関わってきます。
ライン切りを用いて仲間と切れ印象をねつ造し、単体生存したLWにばかり騙された人。
仲間をがっつりフォローし、複数生存する狼にばかり騙されてきた人。
この両者が想定する「狼像」は、自然と異なってくるかと思います。
それぞれがイメージする「狼の動き」というものがあります。
経験を積み、より多くの狼を知ることが、考察の深まりに通じています。
考察についてはブログにもいくつか記事を書いていますので、お時間のある方はそちらもあわせて見ていただければと思います。
人外要素
タイプ別着眼点
自己流・考察その１
自己流・考察その２
自己流・考察その３ ～終盤の誤認について～
ロックの解除について
スタイル別の見方
視点別の狼探しについて
終盤の判断について
考察文章を書くにあたって
議題回答とそれに添っての思考の纏め方
人外ノススメ
「人を騙すということ」から「騙りについて、まとめ」までは、過保護村（瓜1084）でのプロローグ発言を纏めてみました。
それ以降の部分は当部屋用に書き下ろしたものか、他からの再掲です。
ブログ記事もぺたり。
狼時の心得
ちびっこ狼のための赤講座・１ ～初動について～
ちびっこ狼のための赤講座・２ ～対話について～
ちびっこ狼のための赤講座・３ ～考察について～
ちびっこ狼のための赤講座・４ ～まとめ～
人を騙すということ
人狼、狂人共通で。
まず、勝つためには
- 村に紛れ込み、村人達を騙すこと
- 状況を操作し、自分たちに有利な場を作っていくこと
これらが大事になる。
僕たちが勝利する為には、「狼の人数と同数かそれ以下になるまで、村側の人数を減らさなくてはいけない」んだ。
村人達は狼を探して吊りにかけようとしてくるから、それからうまく逃れなくてはならない。
大事なのは、それを意識しすぎて緊張したり、固くなったりしてはいけないということ。
そういった意識は、自然と発言にも表れてしまう。
想像してみて欲しい。
推理物作品の１シーンで、誰が犯人かわからない現場において、妙にソワソワしている人がいたり、挙動不審な人がいたら。
それだけで、「この人怪しい」って思ってしまうでしょ？
狼は、村を敵視する必要はない。
そういった感情が出れば、自然と村から警戒されることに繋がる。
かといって、村の動向を逐一気にしすぎることもない。
村の人達は、皆、同じ村で遊ぶ仲間なんだ。
僕たちは、ただ、ちょーっと「悪戯好き」なだけなんだよ。
村を騙すこと、誰かを狼に仕立て上げることに、気後れする必要はない。
また、村側の視線に、怯えることもない。
村人達に悪戯を仕掛けるつもりで、楽しく騙していけばいい。
こういう「楽しい」って思えることが、一番大事なんだ。
それが、自然な振る舞いに通じる。
リラックスして、肩の力を抜いて。
一緒に楽しく悪戯を仕掛け、村人たちを騙していきましょー！
狂人について
狂人は狼の居場所がわからないけれども、サポート役として動くことが求められる。
大きな特徴は、「占霊判定や勝利条件で人間となる」ということ。
狼のサポートとして、一番確実なのは「占い師か霊能者を騙る」こと。
その場合、ＣＯした役職者の人数で、狼には「狂人が騙りに出ている」ことが把握できる。
真らしい能力者を演じて、村側を惑わせ、状況を狼有利に動かそう。
各能力者を騙る部分については、後ほど説明を入れる。
狂人が能力者を騙らない場合、灰で村人に混ざることになる。
（潜伏狂人と言われる状態だね）
その場合、狼には大勢の灰の中、誰が狂人かがわからない。
よって、灰襲撃で狂人が噛まれてしまう可能性なども発生する。
また、狂人からも狼がわからないが故に、議論のみで狼の役に立とうとすると、かなり難易度が上がる。
潜伏狂人は騙りに出るのと比べ、動きは難しくはなる。
狼の役に立つには、状況を読む能力と、村を説得/翻弄する弁舌が求められる。
少々取っつきにくい事を言ってしまったかもしれないけど、騙りに出るのと比べて難しいのは確か。
ただ、状況がはまると村を惑わせることもできる。
慣れないうちはあまりオススメ出来ないけど、いつかやってみたいと思っている人は多いかもしれないね。
人狼について
狼は三人いて、その中で「騙りに出るか」「潜伏するか」と役割分担を決めることになる。
（二人の場合もあるけど……それはまた後程）
騙り狼は、真役職に扮して村人たちを惑わせ、攪乱させる大事な仕事。
潜伏狼は、村人に偽装して村に紛れ、生存を狙う役割を持つ。
狼と村で大きく違うのは、「誰が狼かを知っていること」
村人達は、誰が狼かわからないが故に、「推理する」
また、わからないが故に、時には「迷走する」
村人を演じるということは、自分たちもそれに倣うことになる。
誰が狼か知っていても、「知らないふりをして、探さなくてはいけない」
なぁに、難しく考える必要はない。
村人をやったことがある人は、その時のことを思い出して、それを演じればいい。
村人に混じって、一緒に狼を探すんだ。
狼は自分だって？
そんなことは忘れてしまえ。
狼の時に、相手が人間であることを知っているが故に、誰も疑えないって人は、たまにいる。
でもね。狼の時に誰かを疑うのも、案外簡単なんだ。
村人達の「粗探し」と思えばいい。
気になるところは、どんどん指摘して構わない。
もちろん、仲間の気になるところを指摘してもいい。上出来だ。
自分が狼だなんて、意識したらいけない。
きっと、自分より狼みたいな奴なんて、いっぱいいる。
そうやって、必死に狼を探す姿勢を村人達に見せていけば。
きっと、誰も君が狼だなんて気付かないさ！
占騙りについて
占い師というのは、狼にとって一番厄介な役職。
確定してしまっては、狩人は護衛鉄板となり、一手ごとに確実に狼は追い詰められる。
よって、偽物を出して情報攪乱させるのは必須であると言ってもいい。
少人数や一部特殊な状況以外では、ほぼ全ての村において占い師騙りが出る。
偽の判定を出して、灰に潜伏する狼を助けること/村人を吊りにかけることも大事。
また、護衛を引きつけ、真占の襲撃を通りやすくすることも仕事になる。
稀に共有や聖痕者、村人が「占い師騙り」を行うこともある。
だいたいの場合は、狼には狂人が、狂人には狼が騙りに出ていると思わせ、ＣＯを見送らせる狙い（＝占い師を確定させる狙い）である。
たまにそういったケースも発生するので、注意しておこう。
狂人が占騙りに出る際の特徴
a）吊られても霊判定で白が出る為、狼と違って騙り当人が吊られた場合では真贋はわからない
（偽黒を出した先を吊れば、霊判定白で判明する可能性はあり）
b）襲撃を受けることで人間確定し、真と思わせることができる
c）狼の居場所がわからないために、判定だしで悩むことがある
a、bについては「人間」と判明しただけで真と見られるわけではない。
人間であり、かつ「信用」と「非狂印象」があれば、それだけで強い真印象を与えることができる。
一般的に、狂人は潜伏狼に疑いを向けることを恐れ、疑惑追及姿勢が弱くなると言われがち。
無論、灰の狼をサポートすることも考えなくてはいけないけど、それによって狂人決め打たれてしまっては勿体ない。
そういった振る舞い部分も気をつけてみると、いいと思う。
無論、狼を追い詰めてしまう可能性は出てくるのだけどね。
そこは、しっかり自分なりに考察して、相手が狼か否かを考えてみよう。
cに関して。
これは「推理により狼を探し、判定を考える」以外にも、「真の結果を見て、その白判定先に黒を出す」という方法もある。
後者は狂印象を持たれる可能性もあるが、狼以外に黒を出す方法としては一番確実である。
判定出しの方法によっては、これが難しい場合もある。
（最近はそういうやり方がほとんどなんだよね……村人ちゃんマジ残酷）
そういう場合は、自分の考えを信じて思い切って判定を選ぼう。
狂人が狼に黒を出すことを、通称「誤爆」という。
でも、この誤爆、決して悪いことばかりではないんだ。
自由占いで黒を出した先が狼だった場合は、真霊から黒判定が出て、真印象を上げて貰える可能性がある。
また、統一占いでも真と同じ判定が出るので、斑吊り→偽確定とはならずに済む。
ただ、狼にはしんどい思いをさせることもある。
真と判定を割らないが為に、村を情報面で揺さぶることも出来ない。
そういった可能性も考えつつ、判定は慎重に選ぼう。
狼が占騙りに出る際の特徴
d）自分が吊られると霊判定で黒が出る
e）襲撃対象にならない
f）誰が狼かは把握できる、また判定は仲間と相談して決めることができる
g）狂人の動きを問わず、占い師確定は確実に避けられる
dは自分が吊られた場合、霊に黒を見られてしまう。
自分が先に吊られた場合、残る占い師は吊らずに……という流れも考えられる。
eは信用を取っていても、やがて噛まれないことで偽視される可能性が出てくる。
これだけ見ると、狼の占騙りはデメリットが大きいように見える。
が、占騙りが出ることは、それだけで真占襲撃を通しやすくすることにも繋がる。
また、fは狂人の騙りにはないメリット。
gも、狂人が霊騙りや潜伏を選んだ場合にも柔軟に対応出来る。
霊騙りについて
霊騙りを出すか否か、は好みとも言える。
霊能者が確定するということは、村の軸を与えることでもある。
村は確固たるまとめ役と、霊判定による確定情報を得ることになる。
霊騙りは出した場合は高確率でローラー案が出る。
霊能者の決め打ちは占い師より少ない印象ではあるけど、真を真と決め打たれないよう、頑張ろう。
どういう陣形に持っていきたいか、狂人がどう動くか。
陣形面もしっかりと考えてみよう。
狂人が霊騙りに出る際の特徴
h）狂人であるが故に、ローラーされても陣営に痛手とならない
i）狼の位置がわからない故に、判定だしが難しい
hはそのままだね。
霊が真狂なら、ロラは狼陣営にとっても有難い。
ただ、iが問題。
斑吊りで判定出しを誤ると、真占を確定させてしまう危険性もある。
霊より占を先に吊ることになった場合でも、判定次第では占い師の内訳が確定してしまう。
また、灰吊りでも判定出しによって灰狼の数を確定させてしまう可能性がある。
狂人の霊騙りは、ローラーになればかなり美味しい。
ただ、判定出しは占騙り以上に気を使う必要があるという感じかな。
狼が霊を騙る際の特徴
j）ローラーで１狼墓下入りしてしまう
k）判定出しは狂人ほど難しくはない
（狼の位置は把握済、かつ仲間と相談できる）
狼の霊騙りは好みによるところが大きい。
占確定を避けることと、霊騙りを勿体ないと思わないこと。
上記二点さえクリアしているならば、戦略としては十分あり。
ローラーでも村に確定情報は落とさずに済む。
確霊という纏め役を削ることも出来る。
ライン戦や決め打ち狙いまで持っていければ上々。
何をやりたいか。
どういう陣形で戦いたいか。
それを考えながら決めていこう。
その他の騙りについて
考えられるのは「共有騙り」と「狩人騙り」かな。
共有騙りは早い段階で騙りとなることは、あまりない。
だいたいは、片方襲撃されてから、もう一人の潜伏相方としてCOすることになるだろうね。
狩人騙りも同様で、少なくとも吊りが始まる前のCOはほぼないだろう。
これらを騙る際には、「（自主的COの場合は）何故今COするに至ったか」「潜伏の間、どのようなことを考えていたか」そういう視点を作り込むことが大事。
狩人を騙るならば、CO前に護衛先などしっかり考えておいた方がいいね。
狂人が共有や狩人を騙る場合、狼からは本物と見分けがつきにくいので注意。
騙りのCOとその心構え
能力者を騙る場合。
なるべくなら、初日の第一声から「その役職になりきって、発言を考える」ことをオススメする。
自分が占い師だったら、どうするか。
自分が霊能者だったら、どうするか。
COする前にした発言が、どう見ても能力者に見えないからと、偽決め打たれてしまうことも有り得る。
【なりきるならば、早いうちから】
これが大事。
もし、初日COにならなかった場合。
能力者本人ならば、襲撃されないよう隠れながら過ごすよね。
騙りも同じ。
わざと非能力者的なブラフを混ぜてみたり、村人達の透けっぷりに内心ひやひやしたり。
そういったポイントがあれば、覚えておいて真視点を作る時に積極的に盛り込んでみるといい。
「隠れている能力者を演じる」ことになる。
ちょっと難しいけど、「もし自分が本当にその立場だったら、どうするか」を考えてみるといい。
騙りについて、まとめ
騙りは真役職の抑えとして、とても大事な役目。
信用を取ること。
真役職を襲撃させる/吊らせること。
灰狼のサポートをすること。
狂人と狼、どちらが担うにせよ、狼陣営にとって重要な役割となる。
真役職宛に書かれたアドバイス等を見ながら、最初から「その役職になりきって」動くことが大事。
能力をどう使うかという姿勢。
狼探しの意欲。
見えた判定から、さらに狼を追い詰める姿勢。
そういった部分を見せることが、真視を得ることに繋がる。
たとえ信用が取れずとも、騙りに出て「可能性の枝葉を広げて」くれているだけでも仕事になる。
村には、本物の占い師と霊能者がいる。
彼らは、嘘をつく必要がない。
本物なんだから、本物らしくて当然なんだ。
でも、気後れする必要はない。
君にとって、対抗は「偽物」なんだ。
「自分が本物」だと、こちらも堂々としていればいい。
下手に対抗にばかり注目していると、偽印象を持たれてしまう。
大事なのは、狼を探すこと。
本物の能力者なら、それが一番なはず。
ならば、騙りだってそれを演じてしまえばいい。
大丈夫、村人達は真実を知らないから。
堂々とそれらしく振る舞えば、案外騙されてくれるものさ！
陣形論
通常3狼編成で考えるとしよう。
占襲撃を考えるなら、3-1に持ち込む。
狼騙りが信用取るように頑張りつつ、灰狼は初回●▼を避けるように。
初手、占い師襲撃が通りそうなら占い師襲撃で。
もし狂人と思しき方しか通りそうにない場合、確霊襲撃に切り替えてみるのもアリ。※
後は確定情報が出ないようにしながら、狩人探しつつ進行を。
狩人回避は、個人的には早い段階ではあまり進めないな。
クロス護衛という「指定護衛させつつ、護衛先以外を噛ませる」という方法があるから。
（指定先や狩人候補が噛まれた場合、破綻で偽狩が浮かび上がる）
3-1やるなら、抜ける時に真占を抜く、が目標だな。
真が真らしく抜けそうにない時に確霊抜いたりなどもあるが……まぁ、真抜きがその後の進行を考えて一番楽。
2-2の場合、内訳によってやり方は異なってくる。
占狂-霊狼の場合、占霊ライン戦を仕掛けるもよし、臨機応変に。
狂人がどのタイミングで黒を出すかにもよるので、きっちり見極めていこう。
真占襲撃はまぁ見分けがついている＆抜けそうなら、といったところか。
占狼-霊狂の場合、やり方として二種ある。
まず、大事なのは「灰狼は初回占いを避けること」
初回斑となると、高い確率で初回吊りにされてしまう。
狂人が霊を騙っていると、ロラには強いが、判定出しをミスると真占が確定してしまう……というのは、どこかで書いた通り。
占狼-霊狂ならば「占結果は確白にして、霊をロラさせる」ことを目指すか、または「黒が出た場合、霊候補を襲撃してしまう」のが安泰。
後者はロラの手数が減る分、勿体なくもあるんだけどな。
でも、破綻回避には一番確実。
（立ち会い不要村などでは、狂人の様子見が容易で不必要な場合もある）
2-2の場合、真占襲撃を狙わないと、終盤占灰ライン戦という形になりやすい。
占騙りが狂人ならば狂の判定に頼ることになるが、占騙りを狼にさせる場合は、早期から騙りに黒を出させる「対抗ラインの仮想狼」を考えておこう。
これがしっかり構築できていると、案外やりやすい。
3-2の場合、だいたいが吊りは霊ロラから、占いは自由占いとなりやすい。
占われても即吊りとはならないので、非狼印象を積み重ねていって「最終的に吊られない」ことを目指して立ち回るようになる。
3-2ならば、占襲撃は微妙かな。真抜き狙うなら3-1でいい。
方針切り替えで占襲撃もままあるが、その場合は灰吊り縄も増えるので縄数も考えて動こう。
3-2にするなら、「騙りに別々の先に黒を出させる」「役職は総ロラさせる」「各占視点の黒を比べた時、自分が吊られないよう動く」こんな感じで。
……手順というか、基本的進行みたいなもんだなぁ。
まぁ、だいたいがこんな感じと思う。
※＝狂人を襲撃するのは、内訳誤認等が出来ているケースが望ましい。
狂人を襲撃したけど結局残る真のケアをされてしまうようでは、狂人襲撃の旨味があまりないのです。
狂人襲撃は嵌まれば強いけれども、計画はご利用的に。
抜けそうならば、素直に真を抜いた方が楽と思うよ……！
二狼編成での動き
フルメンバーやそれに近い人数だと、狼は三人居る。
でも、必ずしもそれだけの人数が集まって開始出来るとは限らない。
それ以下の人数で行う場合、多くは狼二人になると思う。
ここでは、その「二狼編成」での動きについて解説しましょう。
狂人と狩人の有無等でも色々変わってくるのだけど、そこら辺はあしからず。
二狼編成で狂人が居る場合、陣形としては2-1か2-2となりやすい。
狂人はだいたいは占か霊を騙ってくれる。
C狂でもない限りは、流石に二狼編成で潜伏を選ぶ狂人は（よほど不慣れでない限り）居ないとは思うのだけど……。
狼は狂人がどうするかにあわせ、潜伏するか否かを考えよう。
狂人が占を騙ってくれれば、狼は霊を騙って2-2に持ち込むでも二潜伏でも好きなように選べばいい。
狼が霊騙りに出るのは、即ロラされるだろうこの編成においてはあまりメリットはないのだけれど、不慣れで潜伏する自信がない等ならば真霊を巻き込んでしまうのもありかもしれないね。
もう一人の狼と相談をしつつ、出来ることをやっていくのも一つの手。
11人や12人編成だと、狂人が霊を騙ることも実は結構ある。
この場合は狼から一人占に騙りを出しての2-2陣形となる。
狂人の動きを予測して動くのもあり、狼側から作りたい陣形があるなら早めに仕掛けて、狂人に空気読めよ！と頼むのもあり。
慎重を期すなら、狂人がどう出るか待って動くのもあり。
確定のリスクを負って動けば、その要素は客観的にも取られるものです。
慎重に動くも、博打に出るも、お好きにどうぞ。
占狼-霊狂の2-2は、それなりに強いとも思う。
この場合、偽の占判定は狼側で好きに出せるので、仮想狼陣営を誰にするか、誰に偽黒をぶつけるか等考えながら進めていくといいのではと思います。
私個人としては、占灰ライン戦大好きなので占狼-霊狂の2-2が大好きだったり。
2-2の場合は陣営戦、2-1の場合は真をどのように始末するか、潜伏狼は●▼をうまく避けていくよう、頑張りましょう。
管理人が人外をやった占狼-霊狂村というと、ぐた73、ぐた194等。2-2はいいよ～。
少々毛色が違ってくるのが、ノーガードと呼ばれる狩人不在編成。
この場合、占い師がCOしては即噛まれてしまいますので、多くの村において「占い師は潜伏」を余儀なくされます。
占い師を安全に潜伏させる為にも、初回占いは白狙いになりやすくもある。
一種独特な進行となります。
潜伏狼は「占い師保護を考える村人に擬態」という、ちょっとややこしい状況にはなりますが。
占いと処刑を避けつつ、占い師を探しつつ、襲撃先を考えていきましょう。
自信があるなら、潜伏占い師狙いで仕掛けるのもありですが。
失敗時のリスクを考えて、灰を狭めない確白や（表に出ているならば）確霊噛みもありあり。
リスクとリターンを考え、襲撃先を決めてください。
尚、管理人も複数回10人編成でのノーガード村を経験しておりますが、その内多くは真占が初回吊り回避で出てきました。
結構、あぶり出せるものです。村人のセンサーって凄い。
（ちなみにG425や狼と踊れ国24村等）
単体生存と複数生存
この項目では、3狼中2狼が潜伏している際のやりとりについて記載していきます。
狼にとって、真実を言うことは一番簡単なことです。
白い相手を白いと言うことは、反感も買わない。疑い返しもされない。
仲間にのみ疑いを向けるならば、相手から理不尽と思われることもない。
ならば、白さを得る為にも仲間を殺していけばいいのか。
それは、狼としてはむしろ不器用な生き方に思います。
ここでは単体でしか生きられない人の為に、複数狼生存についてお話しましょう。
なぜ単体で生存するより、複数で生存した方が楽なのか。
最大のメリットは「早期に決着がつけられる」ということです。
たかが一日。されど一日。
一人のSGを作るというのが、どれほど大変なことか。
最終日に負けたことがある狼ならば、その苦しさは身にしみているかと思います。
勿論、生かせない仲間もいるでしょう。
黒い仲間はロラ要員として騙りに出すか、潜伏ならば切ってしまうしかない。
それは私もそう思います。
でも生存力のある相手ならば、切って動くよりも「一緒に生き残る」ことが出来れば、一番楽な勝ち方でもあるのです。
最終日前に決着をつけられる場合、何が楽なのか。
- 複数人居ることで、票操作や議論内容に対しての複数関与が行える
- 一日分の体力消耗を抑えられる
- 最後まで仲間と相談をしていくことで、発言・メンタル双方での安定を得られる
- 吊り先だけでなく、襲撃先も少なく済ませられる
- 「もう一日ある」と村に思わせることで、油断を誘える
- 最終日吊りではないという点で、吊り対象の抵抗を緩和させる
パッと思いつくのは、これらでしょうか。（何かあれば、追記します）
一つずつ説明していきましょう。
1.複数人居ることで、票操作や議論内容に対しての複数関与が行える
纏め役が不在の場合は、票数はそのまま勝利への近道となります。
最終日手前で2狼生存を狙うということは、5人ないし6人。
内2票を仲間に刺すことなく村吊りに動ければ、どれだけ心強いことでしょう。
また、纏め役が居る場合でも、票以外に「村全体の疑い」「流れ」に対しての印象を操作することも出来ます。
二人居れば二人分の喉を使って、議論に関与が出来る。
お互いの印象を操作したり、疑いが出たら「こういうところはあるけど、これはどう思う？」と他者からの疑いにブレーキをかけさせることも出来ます。
意見を誘導させるにも、一人より二人の方がより効果的に思います。
2.一日分の体力消耗を抑えられる
これは説明する必要もないでしょうか。
狼ってかなりの体力を消耗します。
後半は体力勝負といっても過言ではないかと。
ボロが出てしまう前に、体力が尽きてしまう前に、終わらせられれば何よりです。
3.最後まで仲間と相談をしていくことで、発言・メンタル双方での安定を得られる
「この発言大丈夫かな……」「視点漏れとかしてないかな……」
発言を書いたはいいが、不安になってしまうことは誰しもあり得るでしょう。
そんな時、赤窓に仲間がいれば、見てもらうことが出来る。
また、一人になってしまうことで不安を覚える人もいる。
赤窓に仲間がいれば、励まし合って、また雑談などして気分転換をして議論に臨むこともできる。
精神の安定は堅実な強さに繋がります。
4.吊り先だけでなく、襲撃先も少なく済ませられる
一日早く終わらせるということは、その一日分の襲撃を発生させずに済みます。
襲撃は村に対しての情報ともなり得る部分。
また、「噛まれないことが黒要素」と言われる類の狼は、最終日になんで生きているんだ！ と言われない為にも、複数生存で終わらせる方が楽です。
自分が噛まれないことへの理由付けを考えるより、早期に終わらせた方が安心安全確実です。
5.「もう一日ある」と村に思わせることで、油断を誘える
6.最終日吊りではないという点で、吊り対象の抵抗を緩和させる
この二点、近しい部分もあるので纏めて書いてみます。
確霊が生存している場合は、残り狼数が正確に村に伝わっていますが。
それ以外の場合においては、村はLWなのか複数なのかは推理を元に予想するしかありません。
吊った相手の色がわからず、かつその相手への疑いが強かった場合。
村人達が「既に処刑した灰が狼だったのでは」と楽な方に考えてしまうことも、またありがちです。
村人としても、最終日は辛いもの。
疑われている村人ならば、なおさらです。
最終日に吊られるよりも、吊りミスのあるうちに吊って貰った方が楽と考える村人は、少なからずいます。
そういった相手を処刑台に送り込みやすいのが、この「最終日直前」というタイミング。
「最終日に吊られれば、負け確実」というのは、多くの人が持つ思考です。
なればこそ、村の世論を操作して、最終日が来れば貴方が吊られること濃厚だろうということを暗に匂わせていく。
相手にプレッシャーを与え、相手に最終日SGにされるのを避ける方法を考えさせる。
何も、自吊りをさせる訳ではない。
最終日に吊られるよりは、今このタイミングで吊られた方が……と思わせられれば、しめたものです。
そういった思考を持ってしまった村人は、疑いに対しての抵抗が弱まったり、消極的ながらに吊りを受け入れてしまう傾向があります。
そういった姿勢は、追い込まれた狼とも区別がつきづらいもの。
また、吊り対象からの反論も薄くなれば、それだけ処刑先に押し込みやすくもなる。
最終日SGを避けたい村人心理をつくこと。
まだ明日があると思わせられれば、吊り縄を向けられた村人の抵抗も弱まること。
この二点、よければ覚えておいてください。
以上、複数生存ノススメをざっと書いてみました。
真実は何にも喧嘩を売らない。
それを言うことで、信用を取りに行く気持ちは確かにわかります。
また、慣れないうちは白と知ってる村人達の黒を主張しづらかったり、仲間を黒と知ってるからこそ必要以上に疑ってしまうこともある。
でも、それはすごくすごく勿体ないことと思います。
単体で生存出来れば、確かに問題はない。
でも、生存出来そうな仲間ならば、是非共に生きてエピローグを迎えていただければと思います。
仲間を積極的に疑っていくスタイルの場合、最初から自分がLWになる覚悟はしていきましょう。
仲間を助けないのだから、その覚悟は当然していくべきです。
仲間の色を見せるか、あるいは自分の色を見られるか。
確霊か、信用の高い占い師に色を見せて、切れを取らせられればなおよし。
中途半端ではライン切りの演技を疑われますので、やるならば早期から徹底して行うのがいいでしょう。
勝ち方は一つではありません。
常に村を見て、また仲間を見て判断を下していくことが必要不可欠です。
そういった判断を早期に、かつ的確に行うことも、狼としての強さとなります。
もし仲間を生かして共に生存することが狙えそうならば、是非複数狼での生存も考えてみてください。
ライン戦ノススメ
まず、騙り側から。
村内には様々な見方をする人がいる訳でな。
好意には好意で返すタイプ。自分をわかってくれる相手を好むタイプ。
村人達がどういうタイプか見極める。これがまず一つ。
好意の返報性というのは、立派な武器になる。
相手から好かれる発言は、人狼においても大事。
好意の返報性については、知らない方は検索してみてね。そういった部分もそのうち解説項目作れればいいなぁとは思うけど……めんどくさい。（本音）
好意に対して好意で返してくれるタイプには、理解を示しながら一緒に検証したりなんだりで話を進めていこう。
狼探しの姿勢を見せつつ、相談して進めていくのがいいかな、とも思う。
別のタイプとして、真占視点を求めたり、あとは理想論を追うタイプ。
そういう相手には、見せたい像を見せられればいいが。
相手の需要をどの程度読み切るか、でもあるな。
面倒なのは真視点や理想を追うタイプが騙せなかった場合と、あと「非狼っぽい印象」を取っていくタイプ。
こういうタイプの前では、あえてやんちゃに振る舞ってみたりする。
対応した場合、話が通じなかったりしたなら、あえて感情をぶつけてみてもいい。
ただ、どうしたってフリーダム真に信用を持っていかれやすいタイプでもあるので、ここら辺は注意が必要。
最後に、判断が流されやすいタイプ。
こういう人も、村には少なからずいる。
騙りで誑し込みやすいのは、好意に弱いタイプと理想を追うタイプ。
そこを抑えつつ、流されやすいタイプも巻き込めればいいな。
騙り一人の力で状況を作ろうと思えば、難しい。
だからこそ、世論操作は灰狼の力が大きく関わってくる。
村に好かれやすい者や優等生タイプが騙りに出てくれているならば、その村への親和性を打ち出していく。
優等生といえば聞こえは悪いが、「偽にしては村利を追いすぎている」と印象付けられればそれも立派なプラス印象となるんだ。
好意に弱いタイプは、騙り側から積極的にアプローチを仕掛けていって、単体で落とす。
そしてその姿勢を見せることで、灰狼側から「こいつは村の為に動くいい奴だ」という声をあげる。
と同時に、さりげなく真占を落としていく。
（ここに関しては、別項目等を参照。気が向いたならまた別途纏めます）
世論操作に出た灰狼の発言力が大きければ、流されやすいタイプはそこに動かされる可能性が出てくる。
そして、共感を取っている灰に働きかけていくことで、更に説得を試みることも出来る。
非狼印象や真占印象を取るタイプが、世論操作に引っかかってくれなかった場合。
騙り側からあえてそこに強めに突っかかっていき、占い希望に持ちこむ。
それをすることで「自分を信じない相手が自分を落とそうとする狼に見える」という占い師らしさを刷り込むと同時に、相手をSGに持って行くんだ。
そこに偽黒を出してしまえば、「ほーらやっぱり！！」と騙りを勢い付けることが出来るからな。
偽黒を出すのが面倒な程に白い相手だった場合は、さっくり襲撃かけてしまって「白いから噛まれて当然」と納得しておきましょう。
（意見噛みだったとしても、白位置噛みとしてしまえば良い）
ざっと纏めると
騙りが好意を打ち出すタイプなら、それでナンパ出来そうなタイプを味方につける。
灰狼が世論操作を試みて流されやすいタイプを取り込み、「こっちが真」という印象を植え付ける。
自分を信じてくれない相手には偽黒をぶつけて、そこを仮想狼に仕立て上げる。
こちらを信じてくれている相手をわざわざ敵にする必要はないんだ。
味方の数を確保した上で、味方につきそうにない相手は襲撃で排除してしまうか、そこから仮想狼陣営を選ぶ。
……だいたい、こんな感じ？
瓜1353のエピで話した内容を一部改変して纏めております。
他項目と口調が違うのはご愛敬。
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