>>+302続き
そこで狼は考えた
真占は排除しなければならないと
狩人を殺せば真占も殺せる
だが有能な狩人を探すのは難しい
壇が狩だと予想できた者がどれだけいただろうか
そこで騙りの出番である
この中に偽物が混ざっているとなれば民衆は疑心暗鬼
結果が割れて誰が真だか分からなければ占結果を半信半疑
しかも騙りが護衛を奪えば狩人を見つけなくとも真占は噛み放題
なんなら真占の結果を偽と思わせ吊ってやってもいい
要は騙占というのは真占の天下をつぶすために生まれてきた生き物なのだ
この構造から真と騙りの意識差というものが出てくるので