君たちに聞いてほしいことがある。ただ、これは権利として申し立てておくけれど、 君達はこの話を、信じてもいいし、興味を持たなくたっていい。そんなのは自由だ。全くもって、君達に許された権利のひとつだ。それでも僕は、話さなければならない。「完璧な【占い師】というものは存在しない。完璧な絶望が存在しないように。」…とね。そんなこんなでよろしく。