241 ちまみ練習企画村【女学院編】
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【見】 【墓】 転入生 アヤナシ
オオトリさん！
………玉姫先輩。
[ 自分が放り込まれた状況に大量の疑問符を残しながらも、とりあえずの現状確認はできた。
(というより確認できることが限られ過ぎて、どうすることもできず)
部屋に用意されたモニターには二人の顔。 ]
(離れ離れになってしまった……)
[ 分離されられてしまった恐怖より、このままでは二人に対して何もできないという無力感のほうが先に立っている。悔しさ、だろうか。 ]
…先輩。
[ やはり、というか、彼女はこのような状況でも自然体だ。
いや、むしろ楽しんですらいるように。
我知らず、両の手をぐっ、と握りしめている。]
【見】 【墓】 転入生 アヤナシ
[ だが、ここでこうして二人のことを見ているだけというわけにもいかない。]
……なんでこんなことになったんでしょう。
えっと、私は、アヤナシって……アヤナシと申します。
こんなときですけど、みなさまは……
[ まずはお互いの挨拶から。
苦手意識で生徒間の交流を避けてきていたことが少し悔やまれる。
もっとも画面の向こうで行われているゲームの参加者になっていれば、その情報不足は致命的なことになっていただろう。
そう思えば気は楽、と言いたいが、自分の運命がすべて自分以外のものに握られていることに変わりはなく、ただ傍観していればいいとは思えない。
ひととおりの挨拶を交わしつつ、画面の向こうの状況も注視する……。 ]
【見】 【独】 転入生 アヤナシ
/*
なかなかかお話できるほどに腰を据えて来れませんの……
玉姫先輩もオオトリさんも善き………推し………じゃない、お知り合い、オトモダチになれてよかった。
RP村で人狼ゲーム、万歳。
主催様、参加者の皆様、素敵な村をありがとうございます。
【見】 【墓】 転入生 アヤナシ
[ 彼女がこうなることを、このゲームが開催されるかとを知っていてこの場に臨んでいたとしたら………
そしてその理由が
彼 女 が 狼 の 役 割 を
与 え ら れ て い る か ら
だとすれば……
彼女が普段通り楽しそうにしていられるのももっともなこと………]
………違う、先輩は、そんな………！
[ 唇を噛み締める。そんなはずはない。
そんな疑心に捕らわれるのは私が弱いからだ。
負けるな、負けるな……雰囲気にのまれるな……そう。
いつもと、同じことだ。負けるな。 ]
【見】 【墓】 転入生 アヤナシ
[ 先輩がやはり村人だったとして(もちろんその前提なのだが)
それはそれとして気がかりなのが、先輩の舌鋒の鋭さだ。
もちろんけのゲームでは弁が立ち、自分の主張を広く訴えていけることは強い武器となる。
だが、彼女の場合、それが少々強すぎるように思う。
あまりに堂々と発言という刃を、周囲に向けすぎてはいないだろうか？
彼女の性質ゆえに、そうなることは必然なのかもしれないが……このような異常な場では、そうした言動は敵を作りもしないだろうか……。
あるいはその刃が向いた先が狼だったとして、それを脅威に思った狼は、先輩を早々とガス室に退場させてしまわないか？
それは、あの場にとって手痛い損失に思うのだが、疑心暗鬼の場ではむしろ歓迎されてしまうこともあるだろう……。 ]
【見】 【墓】 転入生 アヤナシ
鷹は、爪を隠すものですよ、先輩…………ん、それとも。
[ 先輩のことだ、何が周囲の気を引くことにも意味がある……？ 考えすぎだろうか………… ]
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