241 ちまみ練習企画村【女学院編】
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宵星の君 文月
ん、ぅ…
［ふと目を覚ました宵星が、寝起き特有の無防備な顔で辺りを見回す。
置きて、人がいるというのは温かいものだったんだなあなんて思い出しながら、おっとり、ゆらゆらと、談話室の空気を感じていた］
牡丹の君 名取
［玉姫に聞かれていたことを恥じ、だが同時に口を僅かに尖らせる］
だって……
下界では、常に良からぬ噂があるでしょう？
ここにいれば安全なのに…。
彼等は、身分を通り越して私の駒鳥を攫って行ってしまうのだもの…
［普段は見せない、子供っぽい表情からは本音が覗く。］
別に、悪い人達ではないのは知っているのよ。善性のモノらだとも。
でも……彼らは、寂しさの使者なのだもの…
［…は寂寥感と僅かな羨望を滲ませた声で呟いた］
玉なる姫君 玉姫
ひさめさん。おねむでしょうか。
夜更かしは秒読み天敵なれど。せっかくの集まり。
お話ししましょうそうしましょう！
[前々から気になっていたひさめが起きているのを見て、嬉しげに声をかける]
ひさめさん、ふらんすから来られたのねぇ。向こうのお話。聞かせてちょうだいな
【 匿名 】は、メモを貼った。 
俥夫 砧
「狐も狼もイヌ科ですや、変わらんですヨ。あぁ、あぁ。飲むのなら大歓迎ですぜ、旦那。
うん、生徒からもうちょっとジンローについて聞いてみましょかね」
［酒の肴にホラーでも、とジロの話>>323に応える。
突然出入り口付近からダン！という鈍く大きな音がし>>330談話室にいた人等は――勿論砧も――そちらの方を向く。
暇だ暇だと騒ぎたてる玉姫に恋や怖い話を、とせがまれる］
「はっは、いやいや俺は恋はしてないしした事もないんでねェ。望む返答は返せなさそうです。ホラーも嬢ちゃん達の方が詳しいんじゃないですかい？
あ、恋愛もある種ホラーの一種でしょう？違います？」
［女は怖いですからねィ、と暫くケタケタ笑っていたが、ふと時計に目をやり、こんな時間か、そろそろ帰ります。と部屋から出て行く。
その時にゅ、と玉姫の頬を引っ張りまたケタケタと笑って去っていった］**
玉なる姫君 玉姫
恋もまたほらーなるもの。成る程成る程。面白き。言い当て妙たるヤ。
しかし無礼なお方。乙女の頬を摘み往くとは。
ふふ。こわーいこわーい夢をみてしまうと良いですわ
[摘まれた頬をさすりながら。されども愉快気に。あまり見ない類いの輩は、彼女の好奇心を刺激した]
帰国子女 ひさめ
フランスは、小洒落ているというのは住んでても思いましたなの。
でもわたくしは日本の洒落の方が好きなのですわ。
食べ物はフランスの方が美味しいと思ってしまうの、わたくしお味噌がどうしても苦手なのですわ。
[玉姫の申し出>>342には快く頷いて、それから。
やはり天鵞絨の裾を摘んでお辞儀をする。
夜更かしは美容の大敵らしいなのですわ！と、同意を示しつつも、目新しい相手に眠気より好奇心が勝る様子。
聞かれるままに好きなフランスと、つられるようにして出た好きな日本と。]
人は断然日本人の方がすきなのですわ！
フランスは情熱的な恋が印象にあるかもしれないなのですけど、日常だとドライで寂しくなることが多かったなのです。
今もそうですけど、日本は周りの人達が温かいと感じますなの。
[ふふ、と笑う姿はマリーゴールドの如く、まさに生命の輝きで。]
梅霖の君 さみだれ
［忙しない蹄鉄の音が、寝静まった街道に響く。
既にガス燈の火は無く、塗り潰したような闇をいく馬車を救けるのは月と御者の持つカンテラのみだ。
ビロウド張りの客車の中で、五月雨はひとり唇を尖らせる。
学校に行くことが出来ない日が続いた自分への機嫌取りに与えられた舶来物。
ぴかぴかと真新しい「じてんしゃ」を見せたくて家を抜け出したというのに、結局これをどこに置こうか迷ってるうち見つかって連れ戻されてしまったこと。
結局学舎に戻れる目処が経ったのが今日の夕方まで延びたこと。］
梅霖の君 さみだれ
まったくもう！
家を出てすぐとんぼ帰りする羽目になるだなんて。授業どころか、宿舎にすら顔を出せないではありませんの！
それに…
［何より、件の「じてんしゃ」を登下校に使うことを父に諌められたことが更なる不満となっていた。］
私も確かに少し
けど『学生の本分は学業に在り』と仰っておられたのに、こんなに便利なモノを使っちゃいけないだなんて！
［あまがえるのような幼さで、五月雨は静かに頬を膨らませる。］
【見】 成金の娘 花妻
（…文月様はお休みのようね）
[花妻梓はあまり親しい友人はいない。
出自が卑しいこともあるだろうが、それ以上に彼女自身の態度が周囲と壁を作っている。
昨日は珍しく優しく声をかけてもらえた。(>>202)
だというのに。礼を言う事も、談笑に混ざる事もできず、無言でその場を立ち去ってしまった、
それを悔やみ、どう声をかけたものか迷いつつも、…は勇気を出して談笑室までなんとか足を踏み入れた。
だが時機が悪く、文月は窓際のソファで眠っていた。(>>312)
眠っている文月を起こす事も、和やかな談笑に混ざる事もできず。
…は談笑室を後にした]
【見】 成金の娘 花妻
（それにしても、りある人狼だなんて……そのような恐ろしい事が……？
いえ……りある人狼の舞台を整えるのに時間も予算もかかりすぎるもの。
そのような割の合わない愚かな事をする人間などいるはずが無いわ。
大丈夫よ……大丈夫に決まっているわ！）
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