エピローグ / 116 黒猫古書堂プロデュース　幻月の村

116 黒猫古書堂プロデュース　幻月の村

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視点：人狼墓全

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溟渤の海賊アーヴィンは放蕩王子オーランドの前に死神のカードを置いた。
愛と信仰の狩り人ローリーは放蕩王子オーランドの前に死神のカードを置いた。
草原のデスペラードインディラは愛と信仰の狩り人ローリーの前に死神のカードを置いた。
轟の弾丸アルマは放蕩王子オーランドの前に死神のカードを置いた。
放蕩王子オーランドは愛と信仰の狩り人ローリーの前に死神のカードを置いた。
宵闇の勇者アビシニアンは放蕩王子オーランドの前に死神のカードを置いた。
森林レンジャールッジートは放蕩王子オーランドの前に死神のカードを置いた。
メイドインパピヨンは放蕩王子オーランドの前に死神のカードを置いた。
平和主義に回帰したいディーラージャックは愛と信仰の狩り人ローリーの前に死神のカードを置いた。

放蕩王子オーランドの命が儚く散った。

翌朝、メイドインパピヨンの姿が消えていた……。

今宵も頭上に月が輝く。
鳴り響く咆哮は、止むことはない。
もはや、地上は狼達の楽園なのだ――！