管理人室・入門編
だいたいは基本的な内容です。
長期人狼をプレイするにあたって
人狼ゲームは複数人でプレイするゲームです。
また、長期人狼の場合、プレイ時間は文字通り長期に及びます。
同村者達は皆時間を確保した上で、村にエントリーしています。
互いに気持ちよくプレイする為にも、同村者を尊重し、ルールとマナーを守って遊んでください。
突然死の禁止について
長期人狼では丸一日発言が出来ないと「突然死」という強制死亡状態になります。
人狼ゲームは、議論をしながら進めていくゲームです。
喋ってくれなければ、議論の進めようがありません。
村に参加するならば、毎日発言できる環境と時間は必ず整えてください。
長期人狼は人数や編成、進行にもよりますが決着がつくまでだいたい一週間前後、長い場合は十日ほど（48時間や72時間更新の場合は、その分2倍・3倍）かかります。
同村する皆さんはそれだけの時間を確保して、議論を楽しもうと村に参加しています。
突然死の発生は、村の円滑な進行を妨げます。
せっかく時間を作って遊びに来ている皆の為にも、全員で楽しい村を作っていくことを心がけましょう。
議論の基本について
当国においては、こちらの項目に記載した事項ではありますが。
人狼ゲームにおいて、村での議論が全ての材料となります。
それ以外の情報を入手してしまえば、議論の公平性を欠いてしまいます。
村の外では、村に関する話を行わないこと。
また、村の中で自分のIDや参加した村の名前など、「その人を匂わせる内容」を出さないこと。
これがまず一つ。
もう一点、システム的な部分を議論に持ち込むことは、「推理」を「間違え探し」「粗探し」にすり替えてしまう危険性があります。
参加者の皆さんには、システム的な部分よりももっと広く「話し合い」における推理や騙し合いを楽しんでいただきたいと思います。
「システムに関わる部分をコピーして発言すること」は禁止です。
また、「システムを用いて要素取りを行うこと」（役職希望への言及等）「システムを用いて自らが人間であると匂わせること」（意図的誤爆等）なども当国では禁止としており、他国においても禁止されていることが多い事項です。
通常の議論を超えた要素のことを、一般的に英語の冠詞metaから「メタ要素」と言います。
メタ要素は、それを指摘したり追求することで、さらなるメタ要素を招いてしまう可能性もあります。
過度な追求は行わず、発生してしまったことに関しては「真でも偽でも（人でも狼でも）有り得ること」として、他部分から推理していくことを推奨します。
システムはあくまで進行を円滑に行う為のものです。
議論は発言にて行う。
推理の材料は、あくまで村の中で探す。
正常な議論を行うべく、参加者各人が心がけてください。
対人ゲームであること
長期人狼は、コンピューターゲームではありません。
それぞれのキャラクターには、プレイヤーがいます。
皆人狼ゲームを楽しみたいと集まってきた人達です。
ゲームを進めていく中で、議論が白熱することは勿論あるでしょう。
しかし、相手にも心があります。
他者を傷つけるような物言いは控えてください。
人狼ゲームにおいて、他者を追い詰めること、追い込むことというのは、実は結構あります。
しかし、それは「推理」と「議論」によってなされるべき事項です。
きつい言葉を投げかけたり、暴言によってなされるものではありません。
同村者は皆同じ村を楽しむ仲間であること。
それを忘れずにいてください。
もう一点。
このゲームにおいて、疑われたり意見がぶつかったりということは多くあります。
しかし、それは「人狼を探す（あるいは探している村人のふりをする）という中で発生した衝突」であるということを忘れずにいてください。
村の雰囲気というのは、参加者全員が集まって作り出していくものです。
最後まで熱く楽しく議論出来る村であって欲しいと願います。
これら以外にも注意事項やルールは存在します。
当国においては禁止行為や心構えに記載しておりますが、国によって異なる部分でもありますので、初めて行く国では必ずそこの国のルールを確認の上、ご参加ください。
基本的な役職解説
村人
特殊能力を持たない村陣営の構成員です。
能力は持たずとも、人狼を探す要です。
議論と推理をもって、人狼を追い詰めましょう。
村人は、特別な力はありません。
故に、「考える」ことが一番の武器となります。
とはいえ、大半の村において、村の最も多い人数をしめる役職でもあります。
正に村の礎とも呼べる役職です。
誰が人狼か、考える。
誰が本物の能力者か、考える。
推理で人狼を追い詰めていきます。
人狼も、村人に紛れています。
時には人狼と間違われ、疑われることも出てくるでしょう。
村人が占いや処刑から逃れることが出来れば、その分人狼が占い・処刑にあがる可能性が高くなります。
能力処理は、なるべくならば避けたいところ。
が、疑いを解消しようと躍起になればそれもまた怪しく見えたり、処刑されるよりは占われて無実を証明した方が良かったり……と、なかなか一概に言えないのがまた難しい。
結局は村人は「真実を探り」「村を説得する」ことに収束される。
時にはSGにされ、苦境に立たされることもあるが、自分を取り巻く村人達の中の必ずどこかに「人狼が紛れている」のです。
目を凝らし、探してみましょう。
占い師
占い能力によって一日に一人、選んだ相手が人狼か人間かを見極めることが出来ます。
誰を占うかは日中プルダウンから選択し、その結果は更新後に見られるようになります。
占いたい相手を選んだ後、必ず「変更」のボタンを押してください。
名前の横に*が表示された状態が、正しくその対象が選択された状態です。
人狼を探す上で、占い能力は大きなものです。
それ故に、偽物が現れることがほとんどなようです。
※判定文をコピー＆ペーストして通常発言に投下することは禁止行為です。
お気を付けください。
村陣営の要です。
が、人狼を特定する力の為に、ほぼ全ての村において偽物（対抗）が現れます。
偽物は当然の如く人狼を人間と言ったり、人間を人狼と言ったりします。
それらの誤情報に村が惑わされないよう、しっかりと村人達を率いていきましょう。
偽物をたてたとはいえ、人狼達にとっては占い師は一番の邪魔者。
隙あらば始末しようと狙ってくるでしょう。
その魔の手から逃れることも大事。
偽物が現れた時点で、偽物との比較勝負（俗に信用勝負と言われます）が発生します。
村がどちらの占い師を信じるかは、とても大事なことです。
また、自分の方が信用が上回っていれば、狩人の護衛をもらえるかもしれない。
そうすれば長生きができ、より多くの占い結果を村に残すことが出来るのです。
占いは、人狼を追い詰める為の強力な武器なのです。
狼を探すことも大事。
村から信じられることも大事。
村と共に歩める占い師であって欲しいと願います。
霊能者
霊能力によって、処刑した相手が人狼だったか人間だったかを知ることが出来ます。
また、本来はあってはならないことですが、突然死が発生した場合はその相手の判定も得ることが出来ます。
※判定文をコピー＆ペーストして通常発言に投下することは禁止行為です。
お気を付けください。
占い師が村の攻撃の要なら、霊能者は護りの要とも言われています。
偽物が出るかどうかは、その村次第。
確定したならば、纏め役として手腕を発揮することになるでしょう。
確定せず、対抗が出てきた場合。
よく言われるのは「霊ローラー」（複数いる霊能者を全員吊ってしまうこと）
が、村人達が推理をする為には、内訳情報も大事な材料となります。
可能ならば対抗を先に吊って、偽霊が狂人なのか、人狼なのか。
そういった推理となる材料を村に落とせるといいですね。
村によっては、霊候補が複数いても決め打ちという流れになることがあります。
が、対抗のいる霊能者とは、弱いもの。
序盤で真決め打たれる流れになったとしても、終盤になって灰が白く狼が見つからない流れになってくると
「やっぱりこいつが偽物だったのではないか」
と、再び疑惑が戻ってくることがある。
機械的に霊ロラを行うならば、霊候補の精査などせずとも良い。
でも、もし霊候補を決め打たせるならば、安易にはさせず、しっかりと村に検討させること。
それもまた大事。
決め打ち自体に賛否両論はあるかと思います。
それ以上に、安易な決め打ちほどリスクの高いものはない。
終盤まで落ち着いて議論出来る状況を、しっかりと整えていきましょう。
霊能者は吊った相手の色がわかる。
つまりは、「村で最も残り人数とその中の人狼割合に長けた存在」でもあります。
残り人狼が何人いるか。それを一番わかっているのは、霊能者当人です。
その後、どのように村を進行させたらいいか。
そういった部分も、しっかりと考えてみましょう。
霊能者は「村の推理が誤っていた場合、それに気付くことが出来る」役職でもあります。
吊った先の色をしっかりと村に提示させ、発言、判定ともに、村を導いてください。
狩人
襲撃開始後、一日に一人、選んだ相手を人狼の襲撃から守ることが出来ます。
護衛対象を人狼が襲撃してきた場合には、襲撃失敗（一般にGJと呼ばれる状態）となります。
誰を護衛するかは、更新時間より前にプルダウンで選択してください。
護衛したい相手を選んだ後、必ず「変更」のボタンを押してください。
名前の横に*が表示された状態が、正しくその対象が選択された状態です。
護衛手応えが「あり」の場合、護衛が成功した場合のみ、能力者欄にシステムメッセージが表示されます。
（護衛手応えの有無は村の情報欄にてご確認ください）
狩人も、村の護りの要と言えます。
灰に紛れながら、大事な人を守る役。
村では日々処刑や占い先を決めていきますので、それから逃れるのも、また大変だったりします。
誰を守ればいいか。
これは、狩人にとっては一番の悩みどころでしょう。
GJが出れば、手数（吊り回数）が増える可能性もある。
襲撃されたくない相手というのも、村にはたくさんいると思います。
でも、護衛対象として選べるのは、一人なのです。
誰を護衛するか、しっかりと考えてみましょう。
誰を護衛するかは、狩人の性格にもよります。
ただ、よくある思考は、以下の二つ。
- 死んで欲しくない人を守る
- GJを狙う
上記は能力者だったり、確白だったり、頼りになる相手。
村にとって必要と思う相手を守ることは、とても大事。
特に占い師や霊能者は生き残ればその分判定が出て、村に情報が落ちます。
逆に、GJを狙うのは「狼の思考を読んで」護衛先を決めるようになります。
狼もGJを出されるのは嫌う傾向にあります。
護衛と襲撃は、常に狩人と人狼の読み合いなのです。
灰にいてうまく潜伏出来ず、狼視されて処刑対象に名が上がってしまうことも、時にはあるでしょう。
そういう時は、素直に纏めの指示に従ってください。
「狩人なら回避を」と求められることもあるかと思います。
回避COをしないという考え方も、中にはあります。
それに関しては、長くやっていく中でどちらの考え方があっているか、自分で考えてみてください。
慣れるまでは、まとめの指示に従うので良いかと思います。
（ちなみに、管理人は回避する派です）
人狼
一日に一人ずつ、「人狼以外」の相手を選んで襲撃することができます。
長期クローンでは、初日のみ襲撃先がダミーキャラ（NPC）に固定されています。
2日目以降は、誰を襲撃したいかプルダウンから選択してください。
襲撃したい相手を選んだ後、必ず「変更」のボタンを押してください。
名前の横に*が表示された状態が、正しくその対象が選択された状態です。
襲撃プルダウンには「おまかせ」という項目があります。
おまかせを選んだ場合、仲間が襲撃先をセットしていたならば、その対象が襲撃されます。
襲撃に関しては、以下の事項に注意をお願いします。
- 全員が「おまかせ」のままだと、襲撃は発生しない
- 襲撃をセットした人狼が処刑されて死亡＋生存する人狼がおまかせの場合、処刑された者のセット先は襲撃に反映されない為に、「襲撃なし」となる
- 複数の人狼が別々の対象を選択していた場合は、選択された対象者達の中からランダムで襲撃先が決定される
- 襲撃で選んだ先を狩人が護衛していた場合、襲撃は失敗となる
人狼は、占い師に占われることで人狼であることがバレてしまいます。
また、処刑された後に霊能者に判定を見られると、こちらも人狼であることが公となってしまいます。
処刑を避けること。
誰が人狼であるかを隠すこと。
占いを避けること。
人狼にかわって、村人達を占いや処刑の対象としていくこと。
邪魔者を排除していくこと。
人狼にとってはこれらがとても大事です。
占いは何も逃げるだけではありません。
偽の能力者を出し、その判定を信じさせることで、村人を人狼と偽って処刑させることも出来ます。
真の占いを避けると同時に、偽の占いを有効に用いて、村を引っかき回していきましょう。
襲撃も、狼にとっては大事な武器です。
邪魔な能力者達はもちろんのこと、真実に気付きそうな聡い村人も、墓下に送り込んでしまえばいいのです。
誰を残すか。誰を始末するか。
村人達が処刑先を選ぶ裏側で、影ながらゲームメイクを行っていきましょう。
狂人
人間ではありますが、人狼陣営の勝利が狂人の勝利条件となります。
占い判定、霊判定でも「人間」と表示されます。
狂人は誰が人狼かを知ることは出来ません。
また、人狼からも誰が狂人であるかはわかりません。
わからないなりに、人狼陣営の為に動きます。
狂人の動きとして主に言われるのは「騙り」と呼ばれる「能力者を装うこと」です。
能力者の判定は、人狼にとっては邪魔なもの。
村に真実を伝えられては、狼は確実に追い詰められてしまいます。
ならばこそ、誤った情報を与えて村を混乱に陥れる。
これが「騙り」のお仕事です。
騙りではなく「潜伏」を選ぶ狂人もいます。（俗に言う潜伏狂人という状態）
が、実は狂人が潜伏するのは、案外難しい。
狂人は誰が狼かわからない為に、推理で狼を探さなくてはいけない。
（騙りの場合は、自分以外に名乗り出た中に本物がいます。本物の判定を頼りにしながら、偽の情報を流すこともできる）
もう一点。人狼からも狂人がどこにいるかわかりづらい。
人狼視点で自分達以外に偽の能力者が名乗り出ている場合は「あぁ、そこに狂人がいるんだな」と予想が出来ます。
が、狂人が能力者COしておらず、灰にいる場合。
人狼には誰が狂人なのか、判断がしづらい状況となります。
潜伏狂人は人狼と狂人の連携の取りづらい、玄人向けな難しい戦略という印象です。
狂人が能力者COをした場合、それだけで「本物の能力者を確定させない」という効果があります。
慣れないうちは、能力者らしい振る舞いをする自信がなくとも、騙りに出ておくことをおすすめします。
C国狂人
C国狂人とは狂人の亜種で、人狼達の囁きに参加出来る狂人です。
別名、囁き狂人とも言います。
秘密会話に参加出来るので、人狼とC国狂人はお互いに存在を認識出来ます。
狼達と相談の上、村を滅ぼす為に暗躍しましょう。
C国狂人は少々特殊で、勝利条件判定時にハムスター人間等の小動物陣営が居る場合は人間としてカウントされます。
小動物陣営がいない場合は、人間にも人狼にも数えません。
占われた場合、また処刑された場合の霊能判定では「人間」と表示されます。
共有者
共有者は、自分以外の共有者が誰であるかを知ることが出来ます。
つまりは、お互いに「相手が共有者であること」の身元保証が出来る役職です。
その能力故に、互いの存在を保証として、村の纏め役に収まることが多いようです。
また、時には潜伏をして、有利なCOタイミングを計ることもあるようです。
時々間違われる方がいますが、汝人狼における共有者（秘密会話あり）は長期クローン界隈では共鳴者となります。
共有者はお互いの存在を把握しているだけで、秘密の会話窓はありません。
共有者の動きに関しては、以前ブログに記事を纏めたことがありますので、そちらもあわせて見ていただければと思います。
共有者の動きについて
聖痕者
聖痕者は特殊な痣を持つと言われています。
共有者のように身元を保証する相方が居る訳ではありません。
聖痕者が同じ村に複数居る場合は、シンボルが割り振られます。
ただし村に1名のみの場合、「聖痕者」という役職のみでシンボルは割り振られないので、ご注意ください。
ケースとしては少ないですが、ごく稀に聖痕者にも騙りが出ることがあります。
が、大半の村においては、共有者のように村側確定して、纏め役を務めることが多くなります。
村にはこれ以外にも特殊な役職が含まれる場合があります。
情報欄とインターフェースをご確認の上、それぞれにあった動きを考えてみてください。
わからないこと、困ったことがありましたら、雑談村にて一声おかけください。
一応は基本的なG編成、C編成とその亜種、F編成まで網羅出来るよう、役職解説を置いてみました。
これ以外の役職も、機会があれば是非遊んでみてください。
村陣営の役割
村陣営の勝利条件は、人狼を全員処刑することです。
占い師や霊能者といった能力者の判定、狩人の護衛を頼りに、人狼を探し出して処刑してください。
勿論、人狼とて大人しく処刑される訳ではありません。
騙りを出して判定に誤情報を紛れ込ませたり、嘘をついて村人に紛れています。
占いも処刑も、使える回数には限りがあります。
限りある中で、どのように能力を用いていくか。
先を見据えて、計画を立てていきましょう。
人外の誘導に誤魔化されることなく、真実に辿り着くこと。
人狼を探すことだけでなく、「村人を信じること」もまた大事となってきます。
誰が嘘をついているのか。
誰が真実を言っているか。
それらの見極めを、慎重に行ってください。
人狼陣営の役割
人狼陣営の勝利条件は、村人を人狼と同数か、それ以下にまで減らすことです。
襲撃は勿論、処刑でも積極的に村人達を減らしていく必要があります。
大事なことは、村人達に確定情報を渡さないこと。
厄介な能力者が居ては、それだけで人狼にとっては生きづらい村となります。
騙りを出して本物をわからなくさせたり、襲撃によって能力者を始末していくことが大事です。
勿論、全員が騙りに出ることは殆どありません。
村人達と同じように灰に紛れ、潜伏することもまた大事な役割です。
騙り、そして潜伏。
どちらが欠けても人狼陣営の戦略は成り立ちません。
力をあわせて村人を騙し、村を滅ぼしましょう。
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