[二人が話し始めるのを見れば、ふと笑んで。――異郷で知人と出会うことほど、心強いことはない。さあ今日は、コーヒーを一杯と。紅茶を二つにしようか。角砂糖に、ミルクも少々お好みで。折角だ、とっておきのチョコレートも空けてしまおう。準備が済めば、晴天を見上げる二人に声をかけて。こっちで話してよ、俺も混ぜて、と。手を振ろうか。星屑のお菓子は、今暫し。しまっておくことにして――*]