星なんて見てないよ。ただこの景色に憧れただけ。[そう言って寝転がれば、指で枠を作って覗き見る。]隣に居て欲しいのは、待ってたのはきっと君じゃない。[天体観測を始めた頃、渇望していた景色。それを埋める最後の一ピース。それが何かはいまだにわからないけど、彼じゃないとの確信がある。あるけれど、