[君は何故か怯えつつも、自分に真っ直ぐ目を向けて。告げる声は、大きい>>+102友達、という言葉に光の加減で翡翠色を宿す瞳は丸くなり。泣く彼女に差し出そうとした手は、途中で止まる。宙を。切る。] ……。[彼女の語る気持ちは、何故かわかる。だって『夢の中の自分は』彼女に酷い言葉を吐いた。忘れてほしかった。自分の事なんて忘れて幸せになってほしかった。置いて行きたくなかったんだ。]