《Happy Days》毎日がとてもいい天気だったからわたしたちは明るいうちに約束をしたあたたかい風を飼いならすには家中の戸を開け放つ必要があったあらゆるわがままはえくぼと同様に許されたので太陽の傾きを変えるたびに南向きの背中を呼びよせたまなざしが強く照っていたキリマンジャロの雪が解けるまでわたしたちはマザーグースを歌った街へ行く無人バスに手を振って坂道を砂まみれに駆けおりた「言葉にも影がさすのはその先にも光があるからだと」ブーゲンビリアの夏はまだ終わらない