《ザ・ネイム・オブ・ラブ》
生きるのを諦めたら初めて生きられるようになった、真実って自分しか知らないのだと気づいた日。交わされるお決まりの挨拶の下で、一人ひとり違うって言うならちゃんと見てくれるよねなんてさ、んな事期待した日もありましたけども。来なかったし永劫来ないよねって思う。
俺らの共通点なんて肉体とそのメンテの仕方だけって神が教えてやって下さいよ。知ってるものしか知らないフリでその実傲慢に何もかも掌握したかのキザールとても気に障るのよまじで。
手を組んでさ。空を仰げど、覗くのは石炭袋のような双眸。ははは、アンタにも、そんな穴があったのね。この頬を取る両手の征く先がくびり飛ばして血霧の中とて交わしておきたいものがある、愛の名の下に今。CO下さい。