[前髪を掻き上げられると、アーサーの顔がさらにくっきりと見えた。>>+209]それだけ、……お前と一緒にいたいんだよ。[微笑を向けられて、泣きそうな気持ちを覚えながら答える。彼をつなぎとめられるのだろうかという不安と。愛しいと思う気持ちがないまぜになった目で彼を見つめた。]