月狼国

60 【RP】流れ星を探して


貴族 アーサー

[病弱な正妻の息子の地位を脅かさぬよう。
後ろ盾を得て、家督争いの元とならぬよう。
遠く都を離れ、一人この別荘で暮らすことを
余儀なくされていたのだ。

都へと招かれたのは、正妻の息子が亡くなってから。
この街を訪れたのは、それ以来となる――。]

 ……少し、ぶらついてくるか。

[この街へと戻ってきたのは、日々の疲れもあるが、
ここでの暮らしにどこか懐かしさを覚えてのこと。

別荘から再び星明かりの下へと出れば、
馬に跨がり街の方へと馬首を向けた。**]

(9) 2015/05/20(Wed) 02:06:29

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