[星飾りを持っているかと訊かれたら、コクコクと頷いた。>>32彼からもらったあの日から、肌身離さず持っている。これさえ持っていれば。きっと離れていても、会える気がするから。そんなことを思っていたら、ネーロもおんなじことを言ってくれた。わたしは、嬉しくって、胸がいっぱいで。緩く笑むネーロが格好良くて。]ネロ、王子様みたい。[呟いて、くふふと笑った。わたしだけの王子様。末永く、幸せに暮らすために。夜明けを、止めなくちゃ。**]