やっぱり、見てたのね……[>>*3当然か。と諦めながら。続く言葉には、笑みを浮かべた] いいのよ、母もきっと赦してくれるわ それに、私は――…人と、彼と共に、生きたいのよ[その為には、この血がもたらす恩恵は、些か邪魔だ。彼が先に老いて、死んでいくさまを見るよりも。共に生きて、死んでゆきたいと。答えれば、願いを叶えてくれた。影響が薄まれば、体の周囲を取り巻いていた冷気が消えて身体の冷たさが、緩和された気がした]