— 自室 —
[>>74 一番近いのは幸いなことに自室であった。
ベッドの上にどこかきょとんとしているセラをおろすと]
(今のお前の口から出る根拠の無い「大丈夫」は一切信じないからな)
[ぎろ、とにらみつける。
頭痛に関して言われれば]
(さっきサウナに居たからな。
だらだらしすぎたから、のぼせたんだろ。)
[深く考えずにそう答えた。頭痛なんてよくあることだろう、と彼女の脳裏にある最悪の予感など知らぬこと。
近寄ってこちらの顔色を伺おうとするセラの顔に、ぽすり、と枕を押し付ける。]
(お前が睡眠を取るまで、俺は絶対にお前をここから出さないからな。)
[ベッドのふちに腰掛けて、セラを見下ろしにらんだままで**]