― →祭壇 ―[手押し車に、ひっかけられるランタンを拝借して。進む道は、昨日よりも足取り軽く。神殿にはそこまで時間もかからず、辿りつく事が出来た。](………?)[気配が、する。不思議と、匂いはあまりしないのだが。入口にたたずんで、階段を上がろうとした時のこと。オーリが、またやってきているのだろうか。彼は守り人を焼きに来た、といっていたけど。戻った時には一つも灯されていなかったから。友のランタンを携え、星を袋に詰め直し。そろそろと、階段を上がる。]