あぁ、カッサンドラ……。[見知った顔に気付けば>>68僅かばかり安堵の息が零れる。とはいえ、事態はいまだ飲み込めず、不安げな色は濃く残ったまま。] どうなっているか、僕にもよくわからない。 ただ、湖に星が降り注いでて……そして……。[続く言葉は飲み込み、ただ“欠けた”ような夜空を見上げる。] どうやら、異変は湖だけ――…という訳ではないようだな。[そう、苦々しげに呟くのだった。**]