[キラキラとした瞳で、手を広げて振り回しオーリの星を現してみせる。
オーリおじいさん、略しておーじー。
今でこそそんな呼び方はしないが、幼い頃はそうやって呼んでいた。
その度にやさしげな目で笑ってくれるオーリのことが、大好きで。皺のある大きな手で撫でられれば、安心感で包まれて。
花火のように夜空に散る星の一瞬の輝きは、夜明けに似てる等とは言わせたくないほどに美しく、心を擽るようだった。]
おーじはね、もっとお髭をお洒落にしなきゃとおもう!
[お礼といわんばかりにお髭にお花を飾りつけしては、取っちゃだめーって泣いてたっけ。]