――回想:錬金術師の小屋――[ノックの音。>>77また来客か。億劫そうに目を開いた。それにしても、「まもりびと」。惜しい、一文字多い。微かに笑みが漏れる。] ……はい。開いてるわよ、どうぞ。[ベッドから起き上がる気力は、相変わらず無い。少年の姿を認めたら、いつものように尋ねよう。] はじめまして、「シーニー」。 何か、ご用?*