月狼国

76 【完全RP】輪廻の果てに


星月夜 シュテン

[去って行く背中は、今まで見たどんな後姿よりも小さく思えて。
置き去りにされたままのスープのカップを手に取ると、ハールーンとオルテンシアがいる方へ足を向けた。

廊下に二人の姿を見つけても>>91>>102>>103、その雰囲気を邪魔するのが憚られて、思わず少し離れたところで立ち止まる。]

 ……。

[けれど、時間も病魔も待ってはくれないから。
頃合いを見計らい、2人のところへそっと近寄って]

 ……忘れ物。
 それと、医務室……いこう?

 …………いい?

[カップは一応オルテンシアへ渡し、ハールーンを見ながらの問いかけは二人へと。
処置を任せられたのだから、本当はやらなきゃいけない。分かっているんだ。

それでも、どこかで間に合わないって考える自分が。
もし二人で過ごすことを望むなら、そうしてあげたいって――思ってしまうんだ。]

(108) 2015/09/13(Sun) 20:02:15

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