[ 椅子に腰を下ろし、アンネが目を覚ますのを待つ。
永遠にも思える時間、実際にはそんなに長くはなかったかもしれないけれど。
それでも、このまま目覚めなかったら。という恐怖が時間の感覚を狂わせて。]
……うん。
私はその時にはいなかったから。
詳しい状況は分からないの。
[ 息が切れたままのシュテン>>119彼女の声>>120に頷く。
せめて現場に居合わせたなら、異変があったかどうかの説明もできただろうけれど、それができない事がもどかしい。
シュテンかモニターを使うなら、そちらは彼女に任せることに。]