夜を終わらせない為、君は信頼できる人を探してくれ。 星屑は私達が、必ず探してくるから。[空に浮かんだ大穴は、人々の不安を煽るだろう。だからこそ、夢詠みに軽い口止めをかけた。何度も頷くメリッサを見送り、店内の二人を振り返る。] ―――…カッサンドラ、先程はすまないね。 事態は想像以上に重いようだ。