[>>127オルテンシアの肯定にはひとつ頷きを返し、ヘクターにテレパシーを送った直後だったか。
まさかヘクターが眠っていて発病しているとは知らず>>107。
>>125アンネが薬をセラのもとにと、そう言ったのは。]
……セラは…。
[ヘクターに手を引かれていた彼女の様子を思い出す。
目に見えるほど憔悴が酷くて、まるで発病しているとさえ思ってしまう程のひどさだった。
体調や睡眠不足、精神的な疲労のみではないのは明らかで。
追い込み過ぎて、医療班として動こうとしすぎて、こっちが痛々しくなるほどで。]
……今、ヘクターと休んでる、はず。
場所が何処かは……分からないけど。
[テレポートさえすれば一瞬で済むが、テレポートだって万能じゃない。
どこかの部屋にいる。それだけじゃ、相手の元まで渡れなかった]
………、人工呼吸器、つけなきゃ。
[ああ、何もできない。頑張るとは言ったけれど、医療にはこれっぽっちも明るくないのだ。]