[オリヴァーの背中が見えなくなってから。ゆっくりと立ち上がると、前を見たまま口を開く] あの闇の先に何があるかわからない以上、 私はこの街の人々を危険に晒すわけにはいきません。 痛い事なら尚更です。 けれど[姿の見えない声の主の表情はわからない>>52背後から微かに聴こえたそれは、恐ろしいものには聴こえなかった] 貴女がお困りなら、私もお力添えをしますから。[だからどうか、一人で悩まないで。誰に言うでもない独り言は宙を舞う*]