[一瞬、時が止まった。>>5:-14] …その、皆が歌っている間に、見つけちゃって。 えっと、あの…[ずっと勘違いしていた自分に、呆れるしかない。 ――叶わなくてもいい、恋だと思っていた。 彼女の瞳には、小道具の彼しか映ってないと思っていたのに。 ずっと、彼らを見守るだけでいいと思っていたのに。]