《月の可食部》
月は欠けゆくものだからひとひらを拾った時はどうか合図を
あるいはその出会いの名前
行く先の幾千の樹とよりそってときおりまわる歯車になる
手のひらの裏側ばかり焼けている溢れんばかりのひかりを湛え
深呼吸──ポストの海に潜り込む焦土に雨が降りますように
I don't know. Because you were unhappy, but I would still eat an apple.
「君にだけ」 「教えてあげる」 「わるいこと」 「天使の咀嚼」 「その隠し方」
肺を抱きしめるようにわらうひとでしたもらった酸素がすこし薄くて
あやまちは文待ちなんだと言い換えたトゥルーエンドの続きを君と