月狼国

60 【RP】流れ星を探して


還り灯 オーリ

―深夜:湖にてアーサーと―

[肩を叩くまでこちらには気付かなかったのだろう。

ほんの少し、安堵が混じったような声の後、すぐに唇を噛むのが見えた。]


…………


[肩を震わせた彼の頭に手を置く。そうして、昔もしたようにポンポンと。]


何を言うか小僧。お前さんは、傍にいただろう?
その金の髪、その灯のような赤い目。何もしなくとも目立つだろう。


わしも、その昔、星灯の届かぬ、真っ暗闇の森に迷い込んだことがあった。それを導いたのは、夜空に輝く、たった一つの一番星よ。

(177) 2015/05/25(Mon) 21:35:05

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