[ただ、それ以上に、決めた決意は、固く。]
シーニー君。
僕は守り人を焼きにいきます。
[まばゆい星達は、友の友を傷つけるお守りではなく。
畑に命を吹き込む肥料でも、暗い道を照らすランタンの光でもなく。
――怪物を倒せる、武器としてしか、考えられずにいた。]
君も、星が集まったら、夜明けを止めましょう。
…これ以上、アレの好き勝手には、させられません。
[そうして、夜明けが来ない夜が訪れたら、
また会えるだろう愛しき未来の、獣少年に。
ひとまずの別れを告げるだろう。
――若者達が、「心臓作り」に、勤しんでいるなんて、知るよしもなく*]