[指を絡めるように、彼女の手を握りしめ。親友達の元へと向かう傍ら、僅かに声を潜める。] 僕たちもこちらに来て色々とわかったことだが――… ここは、元居た世界と全然違うんだ。 しばらくの間は、色々と大変だろうと思う。[おそらく、それは彼女も感じていたことだろう。今歩いている街並も。あの星空の街とは、あまりに違い過ぎて。]