嫌だ、ダンテ、お前も一緒に――![彼が言うことも、わかる。わかるけど。>>219でも、目の前の相手も、大切なんだ。誰よりも。彼を置いてなど、行きたくないと――…。緋色の瞳を僅かに滲ませて、手を伸ばした。指先を掠めたのは、友の手ではなく、彼が投げた星々――…。]