それでも、怖いのなら…こう考えましょう。
あの大きななにかは、ゲームの「鬼」です。
鬼さんは、星達を隠して、遊びたがってるんです。
星達と、かくれんぼをするって、考える。
そうすれば、少し怖いのはとれませんか?
[少女に伝える提案としては、少し幼すぎるかもしれない。
ただ、自分は昔から、変わらないのだ。
遊び相手だって、大きくなった、それだけのこと。
どうかな?と伺うように、首を傾げて。]
だから、シェンメイ。宝探しを、しましょう。
鬼を見つけるための、星探し。手伝ってもらえませんか?
[彼女ならきっと頼りになる。
宝石店で働き始めたと聞いていても、土だって触れる勇敢な子。
まだ不安がとれないなら、と笑って、繋ぐ為の手を差し出した。*]