―宿→湖― さて、と。[宿を出て、再び馬上の人となる。まずは湖に向かって状況を確認し、その後星屑を探す為に人手が必要そうな場所へ向かおう。そう考え、自然と急いていたのだろう。湖に向かう小さな姿>>163に気付くのが僅かに遅れ、慌てて手綱を引き、間一髪のところで馬を止めたのだった。] ――――っと![馬の前足が空をかき、大きく嘶く。馬を止めれば、降りて慌てて少年の元へと駆け寄った。]