[湖に異変はない。>>251聞けば、ふむ、と頷いて。]
軌道?
……引かれる、っていうのは?
どっちの方角にブレてったか、憶えてる?
[「凄い部屋」と評された>>250物置部屋の奥地から、
比較的新しいであろう近辺の地図を引きずり出して。]
覚えてる限りでいいから。
印、つけてもらっていいかしら。
[年中フル活用されている万年筆を差し出した。
それからカッサンドラに振り向いて]
わたし、今あまり長くは出歩けないから……
オーリと、代わりに見に行ってくれないかしら。
[わたしには地図だけもらえれば、と。*]