月狼国

60 【RP】流れ星を探して


時計屋 ナタリア

[冷気を伴う湖風が時の砂を舞いあがらせる。
視線は、時計のガラスに映し見ていた半透明な“私”から離れて、宛てもなく宇宙を彷徨う。]

  あ、…、

[だから、彼らに気付いたのは偶然。
遠目、弱い視力では、はっきりと姿を捕えることは出来なかったけれど。
なんとなく、でも。
きっと。

そう思って、見えない遠くに笑いかける。

遅れた視線が、交わることは無くても。>>218>>224
私は、生まれた時から、ずっと。

笑って欲しくて。
笑って、欲しかったから。*]

(254) 2015/05/21(Thu) 23:43:52

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