[二つの線が書き込まれた地図>>261に、頷きをもうひとつ。確かにオーリの言う通り、軌道が微妙に変わっていて、分岐点はかつて金髪の少年が過ごしていたあの別荘だ。ありがとう、と言いかけて。続いた言葉>>262に、思わず瞑目した。] ……う、ん。後で、いいなら、また。[『星蝕を焼く』――自分も目指している、終着点。けれど、こう、真っ直ぐ言葉で突き付けられると。見送る笑顔が、引きつった。*]