[王子様は、オーリさんの事を知っているみたいだった>>278
緊張してしまうような、勿体ない様な素敵な提案に、一つ頷いた。
馬に跨った彼にが手を差し出してくれたので]
…お、お願い、します…。
[とその手を取った。続く彼の言葉に、]
そ、そうです…!
メリッサさんから、あの、お空の怖い口の事、聞いて…、
そ……そのっ…(仲間っ…。カッコいい!)
よ、よろしく、です!王じ…アーサー、さん…!
[彼の柔らかい笑みが、勇気を分けてくれるような気さえした。
顔はまだ赤いままだが。少年は彼と初対面にも関わらず、ちゃんとお話出来ている事に気づいていなかった*]