こちらこそ。[よろしくと言われれば>>286笑顔でオリヴァーの手を取る。彼を馬上へと引き上げ、前に座らせ。そして、再び手綱をしっかりと握った。] しっかりとつかまっていて。[そう声をかけ、馬の腹を蹴る。元々は軍馬として育てられた葦毛は、オリヴァー一人の重さが加わったところで、スピードに衰えを見せることはなかった。星が流れるような速さで、周囲の景色が過ぎ行き。やがて、星の降り注ぐ湖が見えてきた。]