――なんて、ね。 ……君の事なんて、大嫌いだよアンネ。 セラなら兎も角、何時もドジする君を信用できない。 だから針を刺すな。俺には。(だから早く、セトの方を。彼を助けて。)[一度だけ目を瞑り、直前の言葉を取り消して。こうしてまた一つ、嘘を重ねる。*]