《自白》おかだいぞうはしばてんになりたかったまけてばかりだった子供時代の相撲えらいひとになって見返すのだとはげしい稽古で鍛えた剣のわざこのひとと見込んだ師の教えに従いこのくにに害なす者を討つために振るったでは、そしておれは何を為した?れんじつの取り調べと責め苦とぎれとぎれの意識の中でしぼりだしたのは偉業ではなく罪業ぬけがらのみあげるそら あのそらのしたの山でしばてんになりたかっただれも殺めることなく君が為 尽くす心は 水の泡 消えにし後ぞ (×××× ×××)澄み渡るべき(××× ××××)